ー配管工に向いている人とは?5つの適正ポイントを解説ー
「配管工」に興味を持つと知りたくなる、配管工に向いている人はどのような人なのかを解説します。配管工とは、配管の敷設や管理などをおこなう仕事。向いている人の特徴がわかると、自分が向いているか向いていないかを判断するのはもちろん、足りない部分を補うよう努力することが可能です。
配管工に向いている人に共通する5つの特徴
配管工の仕事が向いている人には、共通する特徴が見られ、それは仕事に必要な適正といえます。
配管工には、さまざまな適性が求められます。体力が必要なことは簡単に想像できますが、実はコミュニケーション能力や細かい作業、柔軟性や向上心も大切です。
体力がある人
配管工は、配管の接合や切断などをおこなう技術職ですが、重たい配管を運ぶなどの体力を必要とすることも多い仕事です。特に新人の間は体力を必要とされる場面が多いでしょう。
運動能力が求められるわけではなく、必要なのは持久力や筋力です。体力がなければ配管工になれないわけではありませんが、大変な思いをすることが考えられます。体を鍛えて、体力をつけるようにしましょう。
コミュニケーションをとれる人
現場での連携には、コミュニケーションが大切です。コミュニケーション能力が高いと、配管工に向いている人といえます。
配管工の仕事は基本的にチームでおこなうため、チーム内でうまくコミュニケーションが取れていると、事故を防ぐことも。現場での小さな違和感が大事故につながる恐れがあるので、些細なことでも報告や相談がしやすい雰囲気が重要です。
また、クライアントや現場管理者との信頼関係にも、コミュニケーション能力が影響します。何を考えているのかよくわからない人と思われると、信頼関係を築きにくいでしょう。
細かい作業が得意な人
配管工の仕事は細かい作業が多いので、細かい作業が得意人や、長時間続けても苦にならない人が向いています。細かい作業をしているときに注意力が散漫になると、大きなミスの原因にも。配管工にとって、細かい作業が得意なことは、重要な適正です。
ミスが大事故につながることもあり、慎重な人や心配性な人も配管工に向いているといえます。
柔軟に対応できる人
現場ではさまざまなイレギュラーやトラブルが発生することがあり、対応する人の柔軟性が解決のカギとなります。柔軟な発想で対応できれば、難しい問題も突破しやすいです。
柔軟に考えることが苦手な人や、自信がないという人も、心配する必要はありません。なぜなら、新人のときから求められるものではないためです。経験を積むことで、柔軟性は自然に身についていきます。
向上心がある人
配管工として仕事を始めると、基本的な施工に関する内容はもちろんですが、素材や工法などの知識を学んでいかなければなりません。技術は進歩していくものなので、常に新しい情報を得て、新しい知識を学ぶ必要があります。
学びや向上心が大切というと、学校の勉強をイメージするかもしれないですね。ここでいう「学び」や「向上心」は学校の勉強ではありません。配管工の仕事について深く興味を持ち、知識を増やしていきたいと思う気持ちのことです。
配管工の仕事でやりがいを感じること
配管工の仕事はキツイというイメージがありますが、それ以上に大きなやりがいがあります。やりがいや、今後も配管工の仕事を続けたいと思わせる魅力を紹介しましょう。
社会に貢献できる
下水道や空調など、配管工が関わる仕事は、生活に欠かせないインフラです。配管などの設備は生活の中であまり目立たないため、意識していないかもしれません。しかし、インフラには、ほぼすべての人が恩恵を受けています。
多くの人の役に立つ工事を手がけられることは、完成したときの達成感など、大きなやりがいを感じられるでしょう。
将来性が高い
将来的に需要が激減することは考えにくく、長期間働いてスキルを磨いていけるので、将来性が高い仕事といえます。
新しく道路をつくる場合や、家やビルなどを建てるときには、配管工が必要です。建設業や土木業にとって、配管工は必要不可欠な存在。しかも、新しくつくる道路や建物だけでなく、すでに設置された配管が老朽化したときの交換や修理も配管工の仕事です。
経験や資格によって収入が上がる
担当できる仕事の範囲が広くなればなるほど、収入が上がることが一般的です。
配管工に関連したさまざまな資格を取得すれば、仕事の幅や可能性が広がります。資格だけでなく、現場で実務を重ねることで、担当できる仕事が増えていくでしょう。
配管工になるには?
配管工に興味を持ち、就職や転職を考えたとき、どうすれば配管工になれるのかが気になるところです。配管工になるために必要な、学歴や資格について解説します。
学歴について
配管工として就職するには、学歴は不要です。仕事の内容が学校の勉強とは異なるため、仕事をしながらひとつずつ学んでいきます。
学歴がないことを悩んでいる人も、配管工として働き、成功することが可能です。専門的な資格が必要ないので、何も知らない状態から仕事を始められます。職業訓練校で学んでから就職する人もいますが、就職して一から教えてもらうのが一般的です。
持っていると有利な資格
配管工として働くうえで持っておきたい資格は、「配管技能士」と「管工事施工管理技士」です。管工事施工管理技士は国家資格で、配管技能士の資格を取得している人が受験できます。
また、配管工として働いていくなかで、キャリアアップを考える人もいます。仕事の幅を広げていくためにおすすめの資格は、「建築設備士」や「給水装置工事主任技術者」です。建築設備士は建築設備の設計で、建築士へのアドバイスができます。給水装置工事主任技術者は、水道や排水などの配管工事を担うときに持っておきたい資格です。
まとめ
配管工に向いている人は、体力があることはもちろん、細かい作業が得意で柔軟な対応。そのうえ、コミュニケーション能力があり、向上心の塊。そのような能力を持ち合わせていないと思い、ガッカリしている人もいるでしょう。
すべてを兼ね備えている必要はありません。仕事を通して経験を積みながら、少しずつ身に着けていけばよいのです。
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